ここに近くマングローブを観賞することができる。 主要構成樹種の
ヒルギ科 の植物は、いずれもつやのある 楕円形 の葉を持つ。 葉は分厚く、厚いクチクラ層に覆われ る 。
呼吸根をもち、その形は種によってさまざまである。 メヒルギはわずかに板根状にな る 。 また、これらの植物は、
果実が枝につい ている状態で、 根
が伸び始め、ある程度の大きさに達すると、その根の先端に新芽がついた状態で、果実から抜け落ちる。このように、親植物の上で子植物が育つので、このような種子
を 胎生種子 と呼ぶ。親を離れた種子は、海流に乗って分散( 海流散布 )し、泥
の表面に落ちつくと成長を始めるが、親植物から離れた後、下の泥に突き刺さり、その場所で成長することもある。 |